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Q&A

  • どうしてマインドフルネスがよいと思うのですか?
    医師として患者さんと接する中で、そしてヒトとして自分自身と向き合う中で、マインドフルネスはストレスを確実に減らす、それをエビデンスを超えた実体験として確信しています。ストレスが減ればヒトは自然と健康で幸せになります。ただし、「正しく」マインドフルネスを練習するのは一人ですと最初は難しいので、まずはそのサポートをいたします。今はAIが発展してきましたが、ヒトとAIの一番の違いは生きた生身の身体をもっているかいないかだと思います。マインドフルネスをしている時に感じている身体感覚はそれをされているご本人にしか分からないものです。それは実は自分を大切にされていることでもあり、その感覚というのが自分の感情(本音)であったり、感性、引いてはその人の個性への気づきにもいずれは繋がっていきます。「正しく」マインドフルネスやマインドフルネス瞑想を実践できれば、より多くの人がご自身の本来の個性に近づき、それを活かすように考えて行動ができるようになります。そうすれば不調や病気は改善し、気づいた時にはご自分のみならず、周囲も含めた状況もよい方向に自ずと向かっているでしょう。
  • どれくらいの期間セッションを受ける必要がありますか?
    いつまでセッションを受けられるかはクライエントさまのご判断ではありますが、基本的にはご自身で「正しく」マインドフルネスやマインドフルネス瞑想がある程度はできるようになったと実感ができるようになった時点まで、です。私としては、「ここまではやっておいた方がいい」というのは明確に存在していて、それはご自身のセルフケアができ、自分とも周りとも上手く過ごせている状態となります。そうなればセッションはもう必要ありません。
  • 現在マインドフルネスやマインドフルネス瞑想は一種のブームになっていますが、他のマインドフルネス瞑想とはどう違うのですか?
    1970年代にアメリカでマインドフルネスという言葉が生まれて以降、そのことも自然な流れなのでしょうが、何か複雑化して本質がボヤけてしまったように思います。私なりにマインドフルネスという言葉は分かりやすいように再定義しました。ご提案するマインドフルネス瞑想は、可能な限りシンプル、堅苦しさがない、そしてフォーカシングを行なった場合、早い段階で何かしらの体験や発見があるような形としました(もちろんマインドフルネスの言葉の定義に則っています)。また医師としての知識や経験に基づいてマインドフルネス瞑想がその時には適切ではないと判断した場合、別のご提案もさせていただいております。
  • マインドフルネス瞑想は長く続けているのですが、セルフコンパッション(自己肯定すること)が上手くできません。
    私の経験論から、日本的な文化で育った方はセルフコンパッションという概念自体がそもそもピンとこないところがあるかもしれません。こちらでフォーカシングを繰り返し練習されていれば、いずれはセルフコンパッションに関して自ずと理解されて自分のものにされているでしょう。
  • 最後に一言。
    ご自身のモチベーションがまずは何より大切にはなるのですが、一方で「人に頼る」ことによって、漢字の「人」のように自分が「支えられる」ことも同じくらい大切です。私自身はマインドフルネス瞑想を始めた当初は一人で頑張っていましたが、徐々に「人に頼る」ということを学び、今の自分が周囲の支えによって存在するんだなあと強く感じるようになりました。社会の多様化に伴い本当にさまざまな分野のエキスパートがおられます。ご自身の状況に合わせてそのような方々に普段から頼れるように準備されておくこと、それはウェルビーイングにおいて重要となります。ご希望があれば私からもそういう方々をご紹介いたしますし、是非ご自分の周りに多く置いてもらいたいです。
  • どんな人がマインドフルネスを実践するとよいですか?
    医師として心身症や複雑性PTSDやうつ病、がん患者さんなど様々な疾患の患者さんに実践してもらい確かな効果がみられました。病気や病名がつかない不調などの辛いものがなくとも、現状をさらによくしたいと前向きに考えられている方々にも実践してもらいたいです・・・正直言いますと理由は何でもよいですし、それは十人十色です。ただ、なぜご自分がその理由を持たれているのか、それは時にご自身に問われながら明確にされるのがよいかと思います。そのようにされていれば、状況によっては揺れたり揺さぶられたりもするでしょうが、その理由がご自身の中でブレないモチベーションになっていくでしょう。
  • マインドフルネスを実践するにあたり必要なことはありますか?
    練習や実践の前に、「マインドフルネスを知りたい」というご自身からの最低限の興味は必要となります。その後の練習や実践に関しては、その時々のご自身の状況に応じたモチベーションによるところが大きくはなります。モチベーションに波があってもちろん構いませんし、それは自然なことです。一時的にモチベーションが低かったり何か辛い状態の時には、嫌々に練習や実践を続けるのではなく、こちらからはカウンセリングやタッチベースドマインドフルネス、フォーカシングを通じてストレスを減らしてもらうような形を取っています。「何か敷居が高いなあ」とか「ものにするのは難しいそうだなあ」と思われているかもしれませんが、最初から途中、そして最後まで小さな成功体験や発見が毎回あるように私も努力いたしますので、まずはトライされてみてください!
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